Kaico-参加型アートプロジェクト『パシャパシャ丹後-はた織りと共にある暮らし』
約1300年前から織物の里であり、国内最大の絹織物産地である丹後地域。自然が育んできた景色とともに、江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」など、伝統産業の営みが育んできた建物や職人文化は、『300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊』として、日本遺産*に認定されています。
令和6年度の地域プログラム(丹後)では、昨年度と同様、「Kaiko―参加型アートプロジェクト」として、『丹後ちりめん回廊』への理解を深め、次世代を担う子どもたちをはじめとする地域住民自らがその価値や魅力を表現し、発信する取り組みを行います。
本プログラムは〈写真ワークショップ〉と〈展示〉の2部構成とし、おもに、ちりめん街道や機屋のある暮らし、そしてそれらを育んだ地域の特徴的な景観に着目して、丹後地域の二市二町を舞台に展開します。
写真ワークショップ「パシャパシャ丹後-はた織りと共にある暮らしを覗く」
奈良時代にあしぎぬを献上したことからはじまる丹後の織物の歴史や丹後ちりめんについて学び、“地域を育んだ織物文化と暮らし”を一緒に探る写真ワークショップを開催します。
丹後ちりめんとはどんな生地なのかを実験形式で体感し、歴史を聞き、世界で活動する写真家から本格的なカメラの使い方を学び、パシャパシャ丹後ならではの撮影に挑戦します。
また、写真ワークショップで撮影した写真は、丹後地域各所で展示します。(2024年11月予定)
写真ワークショップ概要
名称|写真ワークショップ「パシャパシャ丹後-はた織りと共にある暮らしを覗く」
コース別日時・対象|
①網野の機屋の町並み-天橋立コース(小学生親子)
日時|8月17日(土) 10:00~17:00
対象|小学生親子(*)10組20名程度
②網野の機屋の町並み-天橋立コース(一般)
日時|8月18日(日) 10:00~17:00
対象|中学生以上一般20名程度
③ちりめん街道-伊根の町並みコース(一般)
日時|9月7日(土) 10:00~17:00 ※雨天の場合は9月8日(日)
対象|中学生以上一般20名程度
*小学生親子…親子でなくても小学生と大人(18才以上)の組み合わせでしたら、祖父母と孫、兄弟、姉妹、小学生の友達グループと保護者1名など、参加可能です。
参加|無料(要申込/先着順)
講師|吉田亮人(写真家)
小山元孝(福知山公立大学教授)
堂前佳穂(KYOTOGRAPHIEキッズプログラムマネージャー)
臼井勇人(臼井織物株式会社 織り手/たてつなぎ & Cijimu織物担当)
森山道子(手作り紙芝居)※8/17のみ
主催|京都:Re-Search実行委員会(京都府、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町、海の京都DMO ほか)
機材協力|キヤノンマーケティングジャパン株式会社
協力|MUZ ART PRODUCE
助成|令和6年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業
詳細はこちら
https://kyotohoop.jp/program/tango2024/
チラシデータ