Release Date 2023.08.25

『丹後織物人材育成研修「製織【先染織物】コース」』のご案内(9/7締切)

 

京都府織物・機械金属振興センターでは、先染織物の製造に携わり始めた方や日頃の作業で疑問を抱えている方などを対象に、少人数形式で、基礎知識や日常の調整方法を学ぶ研修を実施します。

是非、ご参加ください。

 

○日 時:9月20()1122() 毎週水曜日 9:0012:00

○場 所:丹後・知恵のものづくりパーク(京丹後市峰山町荒山225番地)

○締 切:9月7日(木)まで

○内 容:少人数形式で、製織に必要な基礎知識やシャットルやジャカード等の日常の調整方法を学びます。また受講生が日頃抱えている疑問を聞き取って解決方法を指導します。

○対象者:先染織物の製造に携わり始めた方、日頃の作業で疑問を抱えている方など

○講 師:平田 好宣氏(織機調整1級技能士、京都府中小企業特別技術指導員)

○定 員:3名(申込受付順)

○カリキュラム

<先染め織物の基礎知識>
織機の種類と各部の名称、帯地の種類と織物組織
<製織準備>
たて糸(ビーム)の取り付け位置、たて継ぎ、筬の取り付け、よこ糸の準備、糸繰り、合糸、管巻き、地越の調整、たて糸の張力及びウエイト、シャットルの調整(猫毛、遊糸、杼ゴム)
<力織機及びジャカードの基本運動>
開口運動、杼投げ運動、筬打ち運動、副運動、巻取り・送出し、杼箱交換の調整、安全器の調整、たて針開口量、よこ針押し量の適正化、ダイレクトジャカードの種類と調整
<製織>
織物品種に適した開口量、伏せ込み量、開口タイミングの調整、馬乗りの防止、杼投げ力の調整、ピッカーの交換、杼受け装置の調整、バッファーの種類、ピッキングバンドの老朽化、弛緩現象の緩和、筬磨き
<難物の要因解明>
織段(厚段・薄段、地越斑)、たてキズ、織合わせ段、しわ、汚れ、たて切れ、よこ糸のヒケ

 

※詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.pref.kyoto.jp/oriki/documents/seishoku-sakizome.pdf

 

京都府織物・機械金属振興センター 技術支援課 担当:小松

627-0004 京丹後市峰山町荒山225(丹後・知恵のものづくりパーク)

TEL:0772-62-7402 FAX0772-62-5240