坂東玉三郎 京丹後特別舞踊公演
なお、本公演のチケットには、玉三郎の家紋であるのし菱と花かつみが入った、正絹の丹後ちりめんの生地が使われています。織り込まれた紋は日ごとに異なり、チケットWeb松竹でご購入のチケットも、当日会場でこちらの券にご交換いただけます。ご観劇の記念にぜひお引き換えください。
会場では、丹後の商品のPOP UPも開催します。
Tango Creation Platform・きぬもよふも販売いたしますので、会場にてご覧ください。
チケット好評販売中
【日時】2022年5月3日(火・祝)~4日(水・祝) 午後2時~
【会場】京都府丹後文化会館 京丹後市峰山町杉谷1030
みどころ
一、お目見得 口上(こうじょう)
京丹後に対する思いを踏まえ、玉三郎が皆様にご挨拶いたします。
二、老松(おいまつ)
「老松」は、「勧進帳」「俄獅子」など多くの名曲を生み出した長唄中興の祖・四世杵屋六三郎が、文政3(1820)年に作曲したもので、母の80歳の祝いに作曲したとも伝えられています。
筑紫の安楽寺に配流された菅原道真のもとへ飛んだ老松の精を描いた謡曲「老松」の詞章をもとに、太平の世を寿ぎ、100年に一度花が咲くことを10回繰り返す「十返りの松」、その水を口にすれば長生きがかなう「長生の泉」等、めでたいものの数々を唄います。
荘厳さやしっとりとした情緒など、その変化がおもしろい曲です。
三、羽衣(はごろも)
日本各地にある「羽衣天女伝説」は、奈良時代の「丹後国風土記」にあるものが最古とされています。こうした伝説を基にした作品のなかに、謡曲の「羽衣」があります。一説には能の大成者である世阿弥が作者と言われるこの作品を用いた歌舞伎の内、明治31(1898)年1月、東京の歌舞伎座で初演されたのがこの舞踊です。
能の幽玄味と幻想的な味わいを漂わせる、品格と華麗な雰囲気あふれる歌舞伎舞踊をお楽しみください。
玉三郎、京都府丹後文化会館「坂東玉三郎 京丹後特別舞踊公演」へ向けて|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
玉三郎、京都府丹後文化会館「坂東玉三郎 京丹後特別舞踊公演」へ向けて
「坂東玉三郎 京丹後特別舞踊公演」の問い合わせは、坂東玉三郎京丹後公演実行委員会 事務局(0772-62-5200)