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丹後の風土と日本遺産

丹後の水は、織物を守り続けた。

 丹後の地形や「うらにし」と呼ばれる気候は良質な水や適度な湿気をもたらし、乾燥を嫌う織物に使われる生糸にとって最適な環境を与えています。丹後は山・川・海がコンパクトに密集することから町に良質な水が流れるのが特徴で、これは世界的に見ても珍しい地形です。湿式八丁撚糸機での撚糸や織物の精練工程では良質な水を必要とします。
 丹後にとって「水」は、織物を守ることにも深く関わっているのです。

日本地図と丹後の位置

日本遺産認定
300年の歴史「丹後ちりめん回廊」

 平成29年4月、丹後地方2市2町の『300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊』が日本遺産に認定されました。織物の営みが育んだ、住居と機場が一体となった機屋や商家、三角屋根の織物工場の町並み、日本三景天橋立などの象徴的な風景など、丹後地方の歴史文化が日本遺産として認定されています。
http://www.tangochirimen.jp/

丹後織物工業組合

〒629-2502 京都府京丹後市大宮町河辺3188番地
TEL 0772-68-5211 FAX 0772-68-5300